RAIDついて
RAID (レイド)って何?
よくデータのバックアップといわれますが
バックアップ先(媒体)には
いろいろと方法、種類がございます。
外付けのハードディスク、USBメモリー、
DVD-R、CD-R、ブルーレイディスク、
フロッピーディスク、MO、 SDカード、microSDカード、
SSD(ソリッドステートドライブ)
、複数のパソコンからアクセスできる
LANディスク(linkstationなど)その他いろいろあります。
そのうちRAID とは ハードディスク
(回転する円盤状の物体が格納された部品)を複数台
利用した データバックアップシステムとでも申しましょうか
RAIDには何種類かあり
RAID 1、 RAID 0、RAID 3、RAID 4、
RAID 5、RAID 0+1
などあります
そのうち一番主流といいますか
簡単、安価で導入しやすいのが
raid0かraid1だと思います。
● RAID 0 は ストライピングといいまして
2台のハードディスクに データをブロック単位に分け、
複数のディスクに分けてデータを保存することで
読み込みと書き込みの速度を向上させます。
速度が速くなる反面、
デメリットとしては2台のうちの1台の
ハードディスクが物理的に重度に障害がでると
データは消失します (復旧不可)
● RAID 1は ミラーリングと呼ばれ
同じデータを2台のハードディスク両方に保存するため
万一の障害時でももう一台があるので
データは無事です。
但し、なにかしらの不具合があるのに
だましだまし使いつづけると
不具合のある状態が2台ともに
起こる可能性があるので ミラーリングだから
絶対にデータは無事でいる
という認識もよくないように思います。
RAID のミラーリング + 別にもう一か所同じデータを
外付けのUSBのハードディスクなどに
複製しておくと完璧だと思います
。
また、RAID 1 でミラーリングしていても
落雷、水こぼし、
洪水で浸水すると物理的にアウトになりますので 、
もう一か所別のところに同じデータを持つと
万全なのではないでしょうか。
とはいえ ここまでされている方は
なかなか居られません、
プロレベルではないでしょうか。
●RAID 1+0 その名の通り ストライピングを
ミラーリングするので
速度とデータの安全性の両方をそなえますが
ハードディスクが4台も必要です。
これはわたくしの見解ですが
raidはミラーリング以外 おすすめしません
個人的にもミラーリングのみ利用しており
ストライピングは使用、利用してません。
なぜならば、ハードディスクはものすごく
ものすごく精密機器で 消耗品です
1台でも不具合、トラブルがよくある部品なのに
複数台を組み合わせるとそれだけ
トラブルが起こる可能性が増えることになるからです