POPとIMAPの違いについて
メールアカウント設定でのPOPとIMAPって
何が違うの?
まずは POP の説明から
この設定は昔から使われていましたが
わかりやすく言うと
パソコンを使うのが一台だけの方は
POPでいいと思います。
POPはメールの受信トレイ、
受信メールだけを
大元のメールサーバーより
ダウンロードします。
もし
taro@example.ocn.ne.jp
というメールアドレスを
ノートパソコンとデスクトップパソコンの
2台に設定をしたとします。
一方のパソコンで 先にメールを 受信すれば
別のパソコンでは同じメールを
受信できなくなります。
(同じメールを両方のパソコンで
受信できるようにするには
メーラーの設定で
サーバーにメッセージのコピーを残す
のボックスにチェックをいれる
という設定をする必要があります)
IMAPは
受信メールだけでなく
すべてのメールのフォルダを同期します。
例えば
ノートパソコンとデスクトップパソコンで
taro@example.ocn.ne.jp
のメールアドレスをIMAPの設定で設定をすると
(両方ともでIMAPの設定にする必要があります)
両方のパソコンで
まったく同じ受信トレイの構成で見れます。
送信済みメール
受信トレイ
ご自身で新規で作成した
受信メールのフォルダなど
例えば
受信メールの配下に
2019年仕事
2018年仕事
2017年仕事
とフォルダーを作成すれば
両方のパソコンで
メールを開いたときに
まったく同じ状態で
見れます。
同期 するのです
(シンクロナイズします)片方のパソコンで
2017年仕事というフォルダを削除すれば
もう一方のパソコンでも
その削除したフォルダが消えるのです。
ですので複数台のパソコンでメールを開く方で
どのパソコンからもメールをチェックする際に
同じ画面でメールを操作したい方に便利です。
ただ大事なフォルダーを誤って削除してしまった場合
もう一方のパソコンでも同じように消えてしまいます。
メールデータの保存 バックアップ の観点からみれば
POPの方が上記のようなケースの場合
データが消えずにすむので
それがPOPのメリットともいえるかもしれません。
ちょっとややこしい話になりましたが
説明がへたで申し訳ないですが
ご理解頂けたら幸いです。
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